瀬戸内坂越の北前船活動5号(道場六三郎)

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  北前船がもたらした、「日本食」について日本海側の加賀と東京からです。 

 行政加賀出身で石川県の観光大使道場六三郎氏の日本料理の店、東京銀座の「懷食みちば」で、北前船寄港地坂越の法被を着て3人で今年2月食事会をしました。

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「第30回記念手づくり郷土賞」公開審査に参加した時でした。 銀座では珍しい北前船の法被に女将が挨拶にこられ、六三郎氏と加賀と北前船の話で盛り上がり、マネージャー佐々木氏からは坂越が進めている北前船の企画に賛同していただきコメントを書いて下さいました。 

 去年「第17回北前船寄港地フォーラムIN加賀」で、このフォーラムの発案者で作家の石川好氏と加賀出身の道場氏と北前船と食について対談が行われました。  

 

 道場氏は日本料理の基本の昆布の「うまみ」、この昆布なくして「出汁」は生まれなかったと断言され、その昆布を北海道から運んだ北前船の話になりました。  料理は器によって更に際立たせ、器もまた料理が盛られることで真価を発揮する、料理と器の一体感が日本料理の真髄であり、石川ならではの数々の伝統工芸があった事が料理に影響 していたと考えていると述べられた。 北前船で運ばれてた豊かな食材と、加賀百万石が育んだ文化とが一体になり、その加賀の郷土料理が今日まで脈々と受け継がれていることを知ったフォーラムでした。

 その後のレセプションでは道場六三郎氏監修の料理が出され、馴染みのないニシンがとても美味しかったのが印象的でした。 道場氏と名刺交換しましたが、銀座に氏のお店があるのを知り行ってみたいと思いました。 この時の思いをフォーラムに参加した同じメンバーで実現できた事に感動しています。そして、この11月にニシンで栄えた江差町で実施されるフォーラムではどんな出会いや発見があるか今から楽しみにしています。 ( 矢竹)

 

(以下は懐食みちばのマネージャー佐々木郁緒氏のコメントで氏は新潟市観光文化検定2級をもっておられます) 

 私が北前船を知ったのは新潟市の歴史の勉強をしていた時で、それは新潟市観光文化検定を受験の為でした。それがその後につながっていきました。 当時、物流の方法が少なかった時代に北前船は大いに活躍していたと思います。 食で上げますと全国各地から北前船によって 運ばれたもので、日本料理では欠かせない命のダシです。 北海道では昆布、高知ではカツオを融合させて大阪で完成されたダシは壮大な北前船のロマンを感じさせてくれます。 命のダシさえあれば和食の何の料理でも作ることが出来ます。 今回、縁があって坂越のまち並みを創る会の方々に大変お世話になり加賀と東京がテーマという事でコメントさせていただきました。 銀座の懐食みちば、東京にお越しの際には是非いらしてみて下さい。佐々木郁生